建物の登記業務

建物表題登記

　建物表題登記とは、建物を新築しとき、あるいは建物が存在しているのに登記されていないときに建物について登記記録を新しく作る登記のことです。

　融資を受けて建物を新築する場合、所有権や抵当権の権利を登記する前提として、建物表題登記が必要となります。

建物表題登記は、建物の所有者に申請義務のある登記です。

■こんなときに行います

・　建物を新築したとき

・　登記記録のない建物を相続したとき

建物表題変更登記

　建物表題変更登記とは、建物を増築したとき、建物の一部を取り壊したとき、事務所から居宅などの用途変更があったとき等に現在の建物の内容と登記記録の建物の内容を一致させる登記のことです。登記記録の内容としては建物の所在、種類、構造、屋根の種類、床面積があります。

建物表題変更登記は、建物の所有者に申請義務のある登記です。

■こんなときに行います

・　建物に増改築工事を行ったとき

・　建物の一部を取り壊したとき

・　建物の用途を変更したとき

建物滅失登記

　建物滅失登記とは、建物が取り壊しされた場合等、登記された建物が無くなった場合に登記記録を抹消するための登記です。

滅失の日から1ヶ月以内に申請義務のある登記です。

■こんなときに行います

・　建物を取壊したとき

■建物登記業務の基本的な流れ

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